米中経済摩擦の激化。13日のマーケットと今後の戦略
米中の貿易摩擦は中国の報復関税という形でどんどんエスカレートしています。
アメリカから強硬に仕掛ける形で始まった米中の対立ですが、当初ちゅうやんはアメリカにとっても経済的なダメージは大きいため、口撃だけで実行には移らないのではないかと予想していました。
しかし、トランプは脅しだけでは済まさず関税強化を実行に移していて、中国も一歩も引きません。
このままでは米中経済に留まらず、世界経済への影響も懸念される状況にあります。
もともと世界の株式市場は、好調なアメリカ経済に支えられている側面があるので、仮に米経済に陰りが見えると、世界の市場も過敏に反応する可能性があります。
ただ、足元の米経済は特に大きな問題はなく、すぐに相場が嫌な方向に行くことはないのではないかと予想していますが、無理に勝負する状況でもないと思います。
13日のマーケットは、米はNYダウが前日比プラス0.38%の25,019ドル、香港はハンセン指数が前日比プラス0.16%の28,525香港ドルと続伸しています。
相場の方向はトランプ大統領の出方次第のところはありますが、
中国株だと高成長ハイテク株のテンセント(騰訊)、アリババ(BABA)、JD.comなどの急落や、米株だとジョンソン&ジョンソン(JNJ)、P&Gなどの安定高配当株の下げがあれば、長期投資用に拾って行こうと考えています。
ただ今のように方向感があまり偏らない状況では、市場全体の急落に備えて今は現金の比率を高めているところです。
予想に反して、市場が戻して行くようなら気にせずしばらく静観しときます。
祝你好运、Good Luck!