ちゅうやんの中国株長期投資で人生豊かにするブログ

40代サラリーマンが中国株、たまに米国株へ長期投資します。資産&配当収入を増やしながら豊かな人生を目指します。

米株フィリップモリス(PM)の暴落

 

フィリップモリスは「マールボロ」や「ラーク」のブランドで有名な世界最大の米タバコメーカーで、米株高配当銘柄として人気があります。

 

4/20に第1四半期決算を発表した後、前日比15%以上の暴落を見せてその後も軟調に推移しています。

世界全体で紙タバコが5%以上減少したこと、日本で急成長していた加熱式タバコのアイコス(IQOS)の成長が鈍化していることが失望されたようです。特にアイコスの不振は同社の今後の成長戦略に影響するため投資家は敏感になっています。

 

しかし、同社のブランド力や経営基盤、継続的で潤沢なキャッシュフローを考えると中長期的に特に悲観することはないと思います。

 

たばこメーカーの魅力は、たばこの中毒性から一度吸う習慣がつくと中々やめられないこと、新規に喫煙人口が増えなくても増税などのタイミングで便乗値上げできる、つまり利益を確保できるところにあります。

 

ただこれだけ株価が下げたと言っても、現時点のPERは17倍程度あり、直近配当利回りが5%を超えても、個人的にはどうしても買いたくなるほどの割安感というのは未だありません。

 

同じくタバコメーカーで世界3位の日本たばこ(JT)は同じく紙タバコの減少により決算発表が嫌気され株価は低迷しています。フィリップモリスよりも営業利益率や連続増配年数など経営指標は劣りますが、PERが13倍強、配当利回り5%以上と、割安感が出てきました。

 

高配当銘柄は下げた時に配当金を使った再投資が有効です。もう少し高配当たばこ銘柄を注視して、一段下げがあれば購入を考えたいと思います。

 

本日はこれまで。