長期投資ならばナンピン買いで迎え撃つ
2017年の株式市場は一本調子で上昇を続けてきましたが、2018年に入ってからは軟調な展開が続いており、なかなか上向いてきませんね。
そんな展開の中でも長期的には成長していくと信じるテンセントやJD.com、米株の一部も買い増しを続けています。
現時点では含み損のものもあります。いわゆるナンピン買いというやつです。
ナンピン買いとは持ち株が下落している時に追加購入をすることを言います。平均取得単価を下げて株価が上昇に転じた時にはその利益を大きくしたり、計画的に金額や時間を分散することでリスクヘッジするメリットがあります。
しかし、一方で株価が下がり続けた場合、その損失は雪だるま式に膨らむ一方です。「下手なナンピンすかんぴん」というやつです。
ナンピンの成果は自分がどういうスパンで投資をするかにも寄ると思います。
例えば、数ヶ月先のテンセントの株価を考えた場合、市場環境や利益成長率の鈍化が重しとなって株価は軟調な値動きのままかもしれません。
でも5年後、10年後を見たらどうなるでしょうか。ITテクノロジーの進化を背景にテンセントも着実に成長を続け、時価総額でも世界で3本の指に入っていてもおかしくないと思います。
つまり5年、10年の長期投資で捉えた時には、今の低調な株価はナンピン買いのチャンスだと考えます。自分の場合は長期投資としてじっくり腹と腰を据えて挑みたいと思います。
でも少しでも安くで買いたいと欲ボケしてしまって、購入ペースはけっこうゆっくりです。淡々と買えるようになりたいものです。
では本日はこれまで。