ちゅうやんの中国株長期投資で人生豊かにするブログ

40代サラリーマンが中国株、たまに米国株へ長期投資します。資産&配当収入を増やしながら豊かな人生を目指します。

米中貿易戦争が中国株に与える影響

今日は米中貿易摩擦が中国株に与える影響を考えたいと思います。

 

米国は4月3日に米国の知的財産権に対して中国が侵害したとして中国からの輸入品500億ドル相当の1333品目に対して25%の関税をかけると発表しました。

これに対して中国はその翌日4日に、航空機や大豆などの米国からの輸入品500億ドル相当に25%をかけると、報復処置を即座に発表しました。

世間では世界経済の後退の始まりとか、バブル崩壊の始まりとか、いつもの悲観的煽りが増えてきてます。

 

今後の動向は、まだ予断を許さない状況で引き続き注視していく必要はありますが、個人的には過度の心配は不要と考えています。

これまでのトランプ大統領のやり方を見ていると、先ずはとんでもない無茶な要求を相手に突きつけて相手を脅す、その後で少しづつ歩み寄って現実的なところで自分たちに有利な条件で妥結する。

 

中国はまだ大量に保有する米国債など強力なカードを持っています。しかしこのまま米中の関税合戦を続けてもお互いに経済的に徳はありません。中国も面子があるので表向きは強硬な対応をとってきますが、水面下では米中で落とし所を調整しているのではないでしょうか。

なので現時点では中国株に与える影響はそれほど大きくはなく、市場もそのような反応になっていると思います。

 

ただ気になるのは、今回のアメリカから仕掛けた喧嘩は単なる保護主義貿易の動きにとどまらず、これから続くアメリカと中国という超大国同士の覇権争いの始まりと見られること。

これから先、経済、軍事、政治いろんなところで大国同士の争いが起こるでしょう。そういった可能性も頭に入れながら、長期投資を考えていきたいと思います。

 

何れにしても、アメリカが無視できないほどの力をつけてきた中国、その差は縮まる一方です。その間違いのない潮の流れを読み、中国に長期投資していく。

これでいいと思います。

 

みなさん、一緒に中国株投資をやりましょう。

それでは、良い投資を。

 

本日は以上です。